COLUMNコラム
「令和」の時代も「長田」とともに
昭和27年からこの長田の街とともに歩んで来た「オギノ医院」も、平成の時代を経て、更に令和という新しい時代を、皆さまと共に迎えることが出来ました。
当院は、昭和の戦後に現在の場所で先代の院長が開院し、平成には阪神淡路大震災で医院や住居の倒壊を経験しましたが、いつの時代も患者さんや長田の街の皆さまに支えられて、この新しい時代まで歩みを進めて来られました。
しかし、震災の日から24年が過ぎた今日でも、「新長田合同庁舎」の設置などが進められ、新長田の再活性化に向けた取り組みが行われていますが、長田の街は高齢化も進み、まだまだ昔の活気は取り戻せていません。
また医療の面では、特に長田区を含めた神戸市西部地域は、高齢化に伴い必要とされる「呼吸器内科医」が不足しており、呼吸器疾患の患者さんに対して『呼吸器専門医』による診療が充分に提供されていないのが現状です。
これからも「オギノ医院」は、『総合内科専門医』『呼吸器専門医』として、また長田の街をもう一度元気にしたい働き世代の一員として、診療を通じて微力ながら貢献出来ればと思っています。